イタリアのアパレルブランド「ガウディ」は日本人の体形に合わせたサイズで作られていません。
メンズ・レディースともにモデル体型のような方が着てちょうどよいシルエットになるサイズ感なので、44/46/48、S/M/Lのサイズ展開でも平均的な日本人体型には合わず、袖や肩、ウエストなどどこかが合わない状態で着ている方がほとんどになります。
GAUDIメンズのサイズ感
ガウディメンズの場合は、44サイズで日本のS~Mぐらいのサイズ感。46サイズでM~Lぐらいのサイズ感になります。
ただしどのサイズを選んでも共通して袖が長めは変わりません。
身長170cm前後の方なら44/Sサイズ
日本人男性で身長170cm前後の方はガウディメンズなら44サイズ(Sサイズ)を中心に選ぶとよいですが、ガウディの洋服は細身のシルエットがほとんどです。
例えば身長168cm・ウエスト82cm前後の方が44サイズを着るとお腹がパツパツに、46サイズを着るとお腹は合うけどその他が合わない感じに。
身長180前後の方は46/48サイズを基本に選びましょう。
ピッタリしたサイズ感で着る
ガウディは欧米の方が着た時に体のラインが出るシルエットです。どうしても平均的な日本人の身長や体型に合わない部分があります。
逆をいえば、それがガウディの魅力でありインポートブランドを着る醍醐味にもなります。
ガウディはゆったりした着心地にはならないブランドです。
ボトムのサイズ感は難しい
ガウディのアイテムのなかでもサイズ感が難しいのがボトムです。
ガウディのボトムは30/31/32/33/34…といったインチ表示のものと、44/46/48/50…といったイタリア表記の2種類があります。
サイズを見る時は一応表記を日本サイズで考えますが、ガウディメンズのボトムはローライズなので表記のサイズよりも大きく作られていることがほとんどです。
さらに腰下の股間周りが日本のボトムより大きめに作られているため、平均的な日本人の体形に合うことはまずありません。
サイズ表記が適当な場合も
ガウディのボトム選びをさらに難しくさせる要因に「適当サイズ表記」があります。
製品に縫われているタグでは30、31、32…となっているのに、現物を比べてみると30と31でほぼ同じサイズの場合があります。
これはガウディのデニムでよくある傾向で、実際にガウディのボトムを数本履いて感覚を掴まないと難しいものがあります。
ガウディのボトムでスタイリッシュに見える体型の目安は、身長180cm前後、ウエスト82前後の方が31~32インチのサイズ、イタリア表記なら48サイズになります。
その他にもレギュラー、スリム、スーパースリムといったシルエットがあり、ここもガウディのボトム選びを難しくさせている要因です。
GAUDIレディースのサイズ感
ガウディのレディースはメンズよりもサイズ感が難しく、モデル体型の方が着てちょうどよいサイズ感になります。
メンズよりもシルエットは細身で、ボディラインをみせるピタピタ系のシルエット。「ゆったり着たい」「だぼっと着たい」方には全く向きません。
Mサイズ(9号)サイズの方はL~LLサイズ(11号~13号)を目安に選ぶ
平均的な日本人体型の女性がガウディレディースのサイズを選ぶ場合は、普段着ている洋服がMサイズ(9号)サイズの方ならガウディレディースではL~LL(11号~13号)が目安になります。
それでも実際に着ると袖が合わない(長すぎる)場合やバストがきつ過ぎる、ウエストが細すぎるといった場合があります。
身長160cm以上の小学6年生ぐらい、細身体形の女性が最も似合うサイズ感
ガウディレディースのサイズ感やシルエットはモデル体型の方をイメージしているとしか思えないものがあり、イメージとしては身長160cm以上の細身体型の小学6年生女子の方が最も似合うであろうサイズ感になります。
普通の洋服感覚で選ぶときつすぎて全く着れない場合も…
ガウディレディースのサイズは慎重に選びましょう。
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